マレーシアが海外移住先でダントツ人気の理由 MM2Hビザのメリット 他の国との比較 | ボーダーレスネット世界トラベラー

マレーシアが海外移住先でダントツ人気の理由 MM2Hビザのメリット 他の国との比較

 

日本がかなりやばいと以前から思っている自分としては何とかして海外移住先を確保しておかないといけないと、以前から考えていました。

 

自分が海外移住すると考えた時、もちろんその国が好きかどうかということは重要ですが、まずは移住しやすいかどうかということが優先事項になると思います。

 

マレーシアは海外移住先として12年連続1位!というのはそれなりの理由があります。

 

いかにマレーシアが日本人の海外移住先としていかに優れているかという点についてまとめてみました。

 

MM2Hと比較的似ているリタイアメントビザを持つタイとフィリピンの条件も合わせて説明してみます。

 

これを読めば、海外移住未経験のほとんどの日本人は、「移住ビザを取るならマレーシアしかないな」と思うのではないでしょうか。

 

 

MM2Hビザの圧倒的有利さ

 

最近は審査凍結などの問題もあり、取得までに半年以上かかるようになっていて、今まで通りに行かなくなっていますが……

 

それでも、MM2Hは他の国のリタイアメントビザと比べて、取りやすさ、維持のしやすさという点で、圧倒的に有利なのです。

 

MM2Hと似たようなリタイアメントピザはタイとフィリピンなどにもありますが、それらと比較してみればよくわかります。

 

MM2Hはビザの取得に必要なマレーシア渡航は1回だけ。しかも本申請の手続きも1日で済んでしまう。

 

書類審査が承認されるまで、半年以上かかるというのはネックですが、そこさえ通れば、MM2Hは超特急です。

MM2H代行業者に頼めば、20万円前後の手数料はかかりますが、書類提出作業や届け出などは、ほぼ業者任せにできます。

 

タイのリタイアメントビザ(ノンイミグラントO-A)

ビザ申請手続き以前にタイ国内の銀行の80万バーツ残高3ヶ月維持の証明書が必要なのです。

ビザを取る前からタイの銀行口座をいったいどうやって開設するんでしょうか?

海外移住未経験者にとっては、ハードルが高すぎでしょう。

下記のサイトによると、タイ国内の業者に頼むと、銀行口座開設をサポートしてくれるようです。

 

タイ自由ランド

https://jiyuland.com/kigyo22/

 

◎フィリピンのリタイアメントビザ(SRRV)

 

ビザ申請手続きの間、フィリピン国内に2ヶ月前後!の滞在を要する。

35歳以上で申請可能というビザですが、年金生活者でもない人間がどうやって2か月の休みを確保するのか?

私は完全に無理です。

下記のサイトは、フィリピン専門のビザ代行業者です。

 

フィリピン長期居住権リタイアメントビザ取得ならリモンズ株式会社

https://ph-srrv.com/

 

 

「移住ビザ」なのにマレーシアに居住する義務がない

 

まだ海外移住の準備は整っていないけど、何かあったらすぐに移住できる権利として確保しておきたい人間にとって、ビザを取ったらその国に住まないといけないという条件があると困ります。

特に私のように、すぐには無理でも準備が整ったら移住したいという人間には、どうしても「猶予期間」が欲しいのです。

 

移住ビザの場合はたいてい、1年のうち一定期間その国に居住しなければダメとか、何らかの賃貸住宅を契約しないとダメという条件付きのパターンが多いです。

 

ところが、MM2Hにはマレーシアに居住しないといけないという義務は一切ありません。

 

MM2Hの大きなメリットとしてマレーシアの銀行口座を開設できる権利があります。

マレーシアの銀行の定期預金は年4パーセントという高率(リンギット建て)なので、1000万円相当預ければ、年40万もの金利収入を得られます。

 

MM2H取得者の中には、実際にはマレーシア移住はせず日本に居住を続けながら、高金利預金や投資信託、パーム農園投資など、投資活動を行っている人がかなり存在します。

 

◎タイ

申請書類に「タイ国内の賃貸契約書」が含まれていて、ビザだけ取って居住実体なしの状態はダメ。

 

◎フィリピン

MM2H同様居住義務はないので、「保険的意味でとりあえず取得しておく」ことのできるビザとしては貴重かも。

 

10年間メインテナンスフリーを維持できる

 

日本のパスポートの新規発行とMM2Hの更新時期を揃える、という前提がありますが、それさえできれば10年間ほったらかしで移住ビザを維持し続けることができます。

 

◎タイ

 

1年ごとにタイに渡航しての更新手続きあり、銀行口座に80万バーツ維持していることを証明しないといけない。

加えて、タイに在住しているときは移民局に90日ごとに届け出を行う(90日リポート)義務があり、怠ったときは2000バーツ(約7000円)の罰金を科される。

 

◎フィリピン

MM2H同様居住義務はないが、毎年フィリピンに渡航してビザ更新手続きが必要。

また、1年ごとに年会費360ドル(約40000円)がかかる。

 

MM2Hは年会費なんて掛からないので、この点も優れてますね。

 

タイ・フィリピン以外のリタイアメントビザ

 

◎インドネシア

55歳以上の年金受給者

インドネシア国内での住居購入証明書か賃貸契約書

インドネシア人の家政婦を一人雇うこと……

 

身勝手な条件が多すぎて全然話になりません(笑)。

 

◎台湾

180日間までの居住を許可

個人的には台湾は親日で大好きな国ですが……

こんな短期間に国を出たり入ったりを強制される生活では全然落ち着けそうもありません。

 

◎シンガポール・香港

移住ビザのハードルが上がりすぎて、お金持ちにしか手が出ないレベルになってしまいました。

 

移住ビザ制度はあっても情報が少ないことの意味

 

調べてみて実感したのですが、マレーシア以外の東南アジア諸国のリタイアメントビザは取得の申請手続きも維持するのも本当に面倒くさいです。

 

この差はどの辺にあるのか?

 

多くの東南アジアの国々がマレーシアほど積極的に移民政策を取っていないため、どうしてもチェックが厳しくなってしまうのでしょうね。

 

MM2Hはマレーシア政府のオフィシャルサイトがきっちり作られていて、移民歓迎の姿勢がハッキリ出ています。

 

http://www.tourismmalaysia.or.jp/long/long_5.html

 

移住ビザの手続きが面倒な国というのは移民のマイナス面を考えすぎて、政府が一枚岩になれていないということだと思います。

 

私たちが住んでいる日本も民主主義国家の中では、世界一移民に厳しい国だといえるでしょう。

 

各国の事情は色々あるのでしょうか、海外移住を初めてする立場の人間がそれほど歓迎されていない国に行くというのは、普通に考えてリスクが多そうな気がします。

 

そういう意味でも、海外移住初心者にとって、マレーシアはおすすめの国だと断言できます。

 

 

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